2021年09月29日

【事象読み】花見、淡路、斎宮、そして...(2) | ねことそらのあひだ

☆花見、淡路、斎宮、そして...(2)
いざなみ
2021/09/2817:54 1 -

9月19日の北アルプスの地震では、槍ヶ岳で多数の落石が発生したようだ。

 

震源は槍ヶ岳の西方。
M5.3で、震度4。
深さは0km。

北アルプスでM5クラスの震度4は昨年以来。
まちがいなく、「恐怖のホタカ」の再起動だ。

9月19日は「火の禊のスサノヲ」の日。
今回のシクミでスサノヲとともに「火の禊の十字」を背負うのが日本武尊。

スサノヲを「火の禊」にかけるのが崩壊神オオナムチと艮の金神なら。
日本武尊に「火の禊」をもたらすのは、恐怖のホタカ。

その恐怖のホタカが9月19日に動いた意味は大きいんじゃないかな。

しかも東京2020閉会式の8月8日に「冷酷な天の川(銀河)」が示され、イザナミ高天原の「創世の時」がはじまったいまの流れ。

台風14号だけでなく、2013年の東京2020決定と「再会のイザナミ」の死をめぐる一連の事象日。
とくに、8月30日のバルス菅の「宝永のGOTO黄泉がえり」とも。
9月9日のイザナミのメッセージ地震。
「眠れ!再会のイザナミとともに」
ともつながる9月19日。

というのはね。

去年「バルス」の芦名星さんが「GOTO」した9月14日には、東海道南方沖でM6.0、震度3の深発地震も発生している。

 

震源と同経度は、静岡県掛川市の高室神社と高室天神社。
前者は塩土老翁(しおつちのおじ)。後者は住吉大神と綿津見三神。
もろに海神たちの社だけに、気になるところ。

住吉に綿津見とくれば阿曇(安曇)=恐怖のホタカ。
塩土老翁といえば奥州一宮の鹽竈神社(宮城県塩釜市)。
日本三大荒神輿の「帆手祭」の翌日が、東日本大震災だっただけにね。

台風14号チャンスーが温帯低気圧になったのも、たぶんおなじ経度だと思う。
南海トラフの巨大地震はとくに高知沖が懸念されてるようだけど、イザナミの東経「137」度だし、最初の「バルス(破壊)」はこの辺↓からはじまり、連鎖してゆくのかもしれない。

 

東日本大震災もまた、地殻破壊の連鎖だったようにだ。


北アルプスの総鎮守は、長野県安曇野市の穂高神社。

祭神は、穂高見命(ほたかみのみこと)。
福岡県の志賀島を本拠とした古代海洋民、阿曇(安曇)族の祖神である。
(志賀大明神は、穂高見や綿津見三神もふくめた祖神の総称)

なので遷宮祭には、志賀島からはるばる運ばれた海砂で本殿を清める、玄海の砂持ち行事がおこなわれる。

前回は2016年5月5日。

黄泉の熊本大地震のあと、中央構造線を東へ向かったイザナミ軍が、諏訪大社上社本宮を制圧。
建て御柱の死亡事故を事象として、「日本列島の十字」に天の御柱をおっ立てた日だ。

つまり東日本大震災とフクシマ以降も、イザナミと志賀大明神の共鳴の「絆」はつづいてるわけ。
人類初の核実験「トリニティ」ラインの絆だ。

そもそも、志賀大明神とイザナミの復活自体が連動してたしな。

大震災のあと、三年のブランクをへて志賀大明神(恐怖のホタカ)が復活したのは2014年の北アルプス。

まず事象日である9月27日に御嶽山が噴火。
つづいてニギハヤヒの11月22日に、北安曇郡白馬村を震源とする長野県神城断層地震が発生する。

2013年9月9日の「再会のイザナミ」の死からずっと沈黙していたイザナミが、「黄泉の99り姫」と化して白山に黄泉がえったのは、翌12月だ。

今回の台風14号チャンスーと北アルプス震度4だってそう。
絆のあらわれ。

チャンスーが上陸した古賀市の花見は、かつての筑前国糟屋郡。

志賀島の志賀海神社は延喜式神名帳(いわゆる式内社)の筑前国糟屋郡名神大社。
穂高神社は、信濃国安曇郡の名神大社。

玄界灘を素通りするはずだったチャンスーが、突然方向を変えて志賀海神社の神域へ。
すかさず穂高神社の北アルプスで、去年以来となるM5クラスの震度4。

チャンスーがイザナミの意図で動いていたことのなによりの証明だし、だからこそ北アルプスの「恐怖のホタカ」も共鳴した。

「さあ、そろそろいきますわよ」
「はいな!」
ってカンジなのかもね(苦笑)。

海の警固断層の志賀海神社・・・福岡県西方沖地震。
糸魚川静岡構造線の穂高神社・・・長野県神城断層地震。
そして、「日本列島の十字」のクロスポイントに位置するホタカの娘ヤサカトメの諏訪大社上社(とくに前宮)。

これらがぶっとい事象のパイプでつながってること、ぜひ憶えといてほしい。

来たるべき大地震の予兆を察知するためにもだ。

ちなみに9月9日Yahoo!誤配信の「阿蘇山」とつながってるのは、諏訪大社の下社の方である。


この際なので、穂高神社と阿曇(安曇)に関してもうすこし述べておきたい。

歴史の話になっちゃうけど、今後の展開を予想するうえでもっとも重要なファクターのひとつだってのはみなさんにもわかってほしい。

僕が1stステージで原発大事故を予測できたのもそのおかげだ。
当時は志賀大明神=原発担当大神って書いてたよな。

さて、穂高神社は北アルプスのみならず、日本アルプス全体の総鎮守。
日本の屋根と呼ばれる大山脈に海の神が祀られてるのは不自然だし、不可解だと思われる方もいるかもしれない。

でもかつての海洋民にとっては、海も山もその祭祀と大自然の循環における聖地だった。
山が枯れれば、海も枯れる。
彼らはそのことを熟知していた。

現代の漁業と科学がその因果関係に気づいたのは、じつは最近の話なんだけどね。

また、プレートテクトニクスって意味でも、海と山はつながっている。
そうした地殻変動の要所要所になぜか拠点を置いたのが、この国の古代海洋民。
とくに阿曇(安曇)とその支族だ。

じっさい「アズミ(アヅミ)」系の地名は、北アルプスだけでなく火山や断層帯のいたるところに入りこんでいる。

代表的なのが、ことし7月3日の「ナミの日」に伊豆山で土砂災害が起きた、「熱海」。
そういった意味ではあの土砂災害は、イザナミと恐怖のホタカの共鳴のあらわれでもあるんだよね。

当ブログでも、海の民や山の民って便宜上つかいわけてるけど、もともとは海の民も山の民もなく、海と山は未分化だった。

その名残りは、記紀の天孫降臨神話にも見える。
なぜかニニギ尊は、山の神オオヤマツミの娘コノハナサクヤヒメと山の中ではなく、海辺で出会ってるでしょ。

またスエズ運阿の「EVERGREEN」のトコで紹介した、長栄海運の伊予国一宮大山祇神社だってそうだ。
山の神なのに、かつては村上水軍ら瀬戸内海賊の神だったってどうよ。

志賀海神社にしても、毎年春と秋に「山誉祭(やまほめのまつり)」をやる。
こういうのは、海と山の列島にもともと根づいていた縄文古来の文化だ。

その海と山を完全に分離したのが、ほかならぬ大和朝廷である。
海と山のあいだに大和朝廷の公地が置かれたからだ。

公地公民の律令時代以降、海と山の民は公民(おおみたから)によって分断された。

それは流通の分断でもあり、古来の伝統にもとづく生活をつづけてきた人々にとっちゃ死活問題。
かくして蝦夷や隼人の大規模反乱は起きたし、そして敗北した。

海と山に分断された人々は生きるために公民に媚びへつらわざるをえなくなり、そこに芸能が生まれる....。


大和朝廷が律令制の導入を本格化させたのは、663年の白村江の敗戦以降。

穂高神社で「御船祭り」が行われる9月27日は、白村江の戦いで死んだ大将軍阿曇比羅夫(あずみのひらふ)の命日だ。

ちなみに西の大将軍阿曇(安曇)比羅夫に対する東の大将軍が、阿倍比羅夫。
こっちは歴史の教科書にのってるよね。
どっちも比羅夫でちとややこしいけど。

律令制が完成したのは、701年の大宝律令から。
その年に40mの巨大津波をともなう大地震が起きてることは注目に値する。

この大宝律令に対する大規模反乱が蝦夷と隼人であり、すでに蝦夷の地では東日本大震災が起きているからだ。
しかも隼人の地の新燃岳大噴火に連動して。

いま桜島の山体膨張がいわれてるけど、桜島にかぎらずこれから隼人の地で大震災クラスの火山災害が起きる可能性は否定できない。

今回のシクミにおいて、僕が「大宝」を重要なキーワードと見るのは「父なるヤマト」の大祓ってだけでなく、そうした蝦夷と隼人の共鳴が事象に見えているから。

歴史上、両者が同時に登場するのが「東へ西へ」の日本武尊神話と、大宝律令をめぐる大蜂起なのだ。

以前、原発銀座の若狭湾沿岸が、「大祓詞」の天の益人らが犯した種々の罪ごとの舞台であることはお伝えした。
これにくわえ、「大宝」というキーワードから見えてくるのも若狭湾。

巨大津波をともなう大宝元年の大地震は、若狭湾で発生した。

このとき沈没したと伝えられるのが、海洋民の島、凡海郷(おおしあまのさと)だ。
いまの冠島と沓島がその名残りとされる。

で、だいじなのは、その凡海(おおしあま)氏もまた阿曇族の支族だということ。

大将軍阿曇比羅夫が戦死したあと、この国は律令制へと向かい。
律令制が完成した701年(大宝元年)に、こんどは阿曇の支族である凡海氏の島が沈没したわけ。

まさに応神王朝以来の海の時代のオワリを象徴する、すごいめぐりあわせだよね。

そしてこのめぐりあわせこそが、「シクミ」なんだ。


いま僕らが時代のオワリに来ているのは、みなさん自覚されてることだと思う。

つまり僕らはいま、「シクミ=めぐりあわせ」のなかにいる。

その「めぐりあわせ」として志賀大明神が復活している以上、「大宝」がリメイクされるのは僕としては当然の想定だし、その「めぐりあわせ」のなかで、阿曇比羅夫が戦死した9月27日に御嶽山は噴火し、映画「黄泉がえり」の女優竹内結子さんも「GOTO」した。

「バルス」の芦名星さんが「GOTO」した9月14日には、前述のとおり東海道南方沖で深発地震が発生。

このめぐりあわせからいっても、竹内結子さんの9月27日には「恐怖のホタカ」の地震が予想されたし、みなさんにも地震に注意とお伝えした。

「オオカミ少年」になって幸いだったと思う(笑)。

ただし、大きな地震はなかったけど、「恐怖のホタカ」はしっかり反応している。

9月19日の北アルプス群発は22日には収束。
23日に一度、長野県中部震度1があったもの、以降はすっかりなりをひそめていた。

ところが、9月27日にいきなりごらんのとおりだ。

 2021年09月27日20時25分 岐阜県飛騨地方 10 km 4.0 震度2
 2021年09月27日20時26分 茨城県沖 50 km 4.7震度3
 2021年09月27日20時02分 岐阜県飛騨地方 10 km 2.5 震度1
 2021年09月27日19時58分 宮城県沖50 km 4.0 震度2
 2021年09月27日19時54分 岐阜県飛騨地方 10 km 4.1 震度2
 2021年09月27日18時05分 岐阜県飛騨地方 ごく浅い 3.1 震度1
 2021年09月27日17時57分 岐阜県飛騨地方 ごく浅い 2.6 震度1
 2021年09月27日16時52分 兵庫県南東部 10 km 2.6 震度1
 2021年09月27日16時49分 岐阜県岐阜県飛騨地方 10 km 3.1 震度1
 2021年09月27日16時23分 岐阜県飛騨地方 10 km 2.7 震度1
 2021年09月27日16時14分 岐阜県飛騨地方 ごく浅い 2.9 震度1

また、9月26日と27日には気になる事象もあった。

イザナミの諏訪之瀬島が観測史上最高の5400mの噴煙を上げた9月26日。
第「73」代横綱照ノ富士が、「熊本」の正代を破って史上9人目の新横綱優勝。

「73」はイザナミ、「9」は高天原の事象数。

ことしに入って照ノ富士は、なにかと富士山にからんでるわけだけど、26日には富士山の初冠雪もあらためて発表されたよね。
いまや照ノ富士は、「73」に取り込まれた「宝永のGOTO黄泉がえり」の事象横綱だ。

これだけならまだしも、つづく9月27日には、誕生日が「3・11」の第69代横綱白鵬が、日本相撲協会に引退の意向を伝えたってニュース。

東日本大震災から、「宝永のGOTO黄泉がえり」へのバトンタッチ。
じゃないの?

ちなみに照ノ富士の誕生日は、11月29日。
火の禊の「いきなりステーキ」には、いい肉の日だ。

おなじ27日に、オワリ名古屋に火球出現ってニュースもねぇ。
なんだかブキミなめぐりあわせ。
サインでなきゃいいんだけど。

話題の人物小室圭さんが3年ぶりに帰国ってのはどうなんだろう?

過去にも書いたけど、「圭」は天子の尖った玉器。
「土」ふたつは大地に立つふたつの十字。スサノヲと日本武尊の。

誕生日の10月5日はうちの母の命日。
もとい、2013年に伊勢神宮外宮の遷御の儀がいとなまれた日。

その日に事故で亡くなったのが、小室さんとおなじ横浜市出身の桜塚やっくん。

塚は墓。桜の墓。
太平洋戦争のミソギ=散る桜の時代のオワリを象徴していた。

桜といえば、コノハナサクヤヒメ。
富士山の女神だ。

白鵬の「宝永の黄泉がえり」へのバトンタッチとあわせて、なにかヤバいトリガーにならなきゃいいのだけど....。

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Posted by キ-ス・ジャレッ子 at 10:17