2020年08月27日

家庭内での感染防止に全力を: ずくなしの冷や水

☆家庭内での感染防止に全力を
新コロナウィルスの感染拡大が続いています。
2020年08月26日
みんなどこで感染しているか( http://inventsolitude.sblo.jp/s/article/187841262.html )
に書きましたが、感染者の発現事例を見ると、保育園から高校生までの教育関係施設での発現事例が増えています。
これには4つのタイプがあります。
① 児童生徒自身の感染が判明し、濃厚接触者の感染の有無を確認するための休校
② 児童生徒の同居者の感染が判明し、児童生徒の感染の有無を確認するための登校停止措置。休校になることもあります。
③ 教員、指導者の感染が判明し、児童生徒への感染防止のため、または児童生徒への感染の有無を確認するための休校、閉鎖措置
④ 教員、指導者の同居者が感染するなど、教員、指導者が感染者の濃厚接触者となったためにその者及びその者の学校等における濃厚接触者の感染の有無を確認するための休校、閉鎖措置

自治体によって扱いが異なることはありますが、おおむね上のような感染防止措置が取られているようです。

千葉県下では、松戸市の措置が積極的です。学校などの施設名も公開しています。一方、浦安市は、施設名を秘匿する場合が多くなっています。

児童生徒、および教員、指導者の感染は地域に与える影響が大きいのです。飲食店で集団感染が発生しようともそれはその飲食店と利用者の問題にとどまりますが、児童生徒の場合は学校全体の休校措置につながります。

学校で児童生徒の集団感染が発生した例がありますが、児童生徒の感染源は通常大人ですし、学校外です。最大の感染源は同居の家族です。

家庭内の感染防止は、何よりも大人が家庭の外で感染しないよう気を付けることに尽きます。持ち込まないこと。玄関は空港です。

子供さんのおられる家庭でも、新コロナウィルスなんかインフルエンザと同じと見ておられる家庭があるでしょうが、インフルエンザ罹患による登校停止とは地域で生ずるショックの深刻度が異なります。

ママ友連絡網は、当局が伏せたことでもすぐに探り出して情報が流れるのだと聞きました。管理人もどこの施設かわからなかったときに道で出会った生徒に聞いたら一発で教えてもらったことがあります。

厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けを現在の危険度が5段階で2番目に高い「2類相当」から「5類相当」に引き下げることを検討するそうです。
そうなると、多数を占める軽症や無症状の人は宿泊施設や自宅での療養とし、入院は高齢者や重症化リスクが高い人に絞られることになるそうです。

感染者の治療がさらにレベルダウンするでしょう。

そして、教育施設などでの扱いも発症した人その者だけの登校、出勤停止となり、濃厚接触者の陽性検査などは行われなくなるでしょう。発症直前が最も感染力が強いとされていますから、そうなればもういつ、どこで感染してもおかしくない状況となります。

逆に子供が学校で新コロナウィルスをもらってきて家庭に持ち込むようなことも増えるでしょう。

まあ、子供が感染しても親は職場などには報告の必要もなくなりますので、知らぬ顔をして出勤すればよいのですが。

しかし、新コロナウィルスに感染すると短期間で重症化して亡くなる例があることが知られています。後遺症も深刻なものがあります。大変な状況になっていくのではないでしょうか。

※ 建築エコノミスト森山高至@mori_arch_econo氏の2020/8/27のツイート
個室対応や差額ベッド代で1日あたり3万円以上かかって2週間以上、6週間くらいの入院なら100万円以上の費用がかかることになるでしょうね。つまり、ほとんどは入院はしない、野放しになる、ということです。 twitter.com/biac_ac/status…

感染防止には
A 人に近づかない。マスクは他人との距離を取るのと同じ効果があります。
B 他の人と空間を共有する施設の利用は最小限にする。そういう施設を利用する機会を減らす、利用時間を短くする。
これだけです。当面実施可能なのは。

千葉県匝瑳市で親戚が十数人集まって会食したら3人が新コロナウィルスに感染したと伝えられています。親戚、親族だからと言って気を許すことはできないのです。

家庭内での感染防止については、
2020年08月23日
家族が感染したら対話はメールで( http://inventsolitude.sblo.jp/s/article/187833542.html ) 心構えをに少し書きましたが、家庭ごとの事情が異なるので、それ以上はなかなか書けません。一人1室確保できない場合もあるでしょうし。
posted by ZUKUNASHI at 13:03

http://inventsolitude.sblo.jp/s/article/187846979.html



Posted by キ-ス・ジャレッ子 at 15:27