2020年03月06日

世界を覆い尽くす「無能」 - 東海アマブログ


☆ 世界を覆い尽くす「無能」
未分類
2020/03/0518:44 - -

 2011年3月に起きた東京電力福島第一原発放射能汚染事故は、9年目に入ろうとしているが、これまでのところ、「ほとんど何の被害もなかった」と信ずる人々が、おそらく日本国民の7割以上を占めているだろう。
 でなければ、「放射能はアンダーコントロール」と臆面もなく真っ赤な嘘をつき続ける安倍晋三が、未だに日本国首相に君臨し続けるという信じがたい不条理が存在するはずがない。

 なぜ、人々が、あまりにも間違った判断をしているかといえば、それは、「日本は大丈夫」と自分に都合よく思い込みたいバイアス心理に加えて、日本政府や東電や原子力産業や、その利権にすがってきた連中が、実にうまく立ち回って、情報封鎖や捏造、隠蔽を繰り返し、国民を騙し続けているからに他ならない。

 ごく一部しかいないが、我々の仲間が、どれほど真実の情報を述べても、それが社会に伝播する前に排除される仕組みが、実にうまく作動している。
 例えば、2013年には、7万近いフォロワーがあった、私@tokaiama のTwitterアカウントは、2018年3月に、「自殺を容認するツイートをした」という(5年前の何でもないツイート)奇っ怪な理由で、永久凍結に遭い、以来、復帰は認められていない。

 永久凍結=追放の真実は、当時、私が、自分の「原子力発電は事故を起こさなくとも、日本人を殺戮している」という6つのブログシリーズをツイッターで宣伝したからだと思われた。
 私のブログを見て、慌てて原子力産業関係者がツイッター社に圧力をかけたのだろう。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-342.html

 ツイッター社のCEOは、ビルゲイツらの仲間であり、完全な原発推進組で、保守政権の利権にすり寄って自社の権益を拡大しようとしている。
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38650170W8A201C1PP8000/

 このようなメディアを支配する原発推進組が、福島第一原発事故の本当の被害を完全に隠蔽することに成功しているのだ。
 一方で、メディアの言うことに疑問も持たずに鵜呑みにすることしかできない、烏合の大衆が激増していることも事実だろう。
 かつて我々の世代は、今よりも、はるかに疑り深く、真実を追究しようとした。しかし、現在、そんな姿勢を示せば、就職先から毛嫌いされて、ろくな仕事に就けないと若者たちが敬遠するのだろう。「従順な人間と思われたい……」

 また、安倍政権は基幹統計の捏造を行うことを世界に暴露されたが、福島原発放射能による人口動態統計が、チェルノブイリ事故のときのように鮮明に変化しないで、あたかも何も起きていないかのような変哲のない疾病データしか見えないことにも驚かされ、明らかに安倍政権は、放射能事故がなかったかのように統計データを操作していると確信するしかなかった。

 だが、公式統計以外の現実からは、フクイチ事故による本当の恐ろしい被害が垣間見えてくる。
  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-668.html

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1004.html

 ずくなしの冷や水の著者が、事故以来、必死になって地方統計を解析して、隠された被曝死者を暴き続けてきたが、残念ながら、こんな恐ろしいデータがあることを、若者たちの、ほぼ全員が知らされないままだ。
 「フクイチ事故によって何も起きてないじゃないか!」
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-date-20200102.html

  http://inventsolitude.sblo.jp/

 非力な我々が、どんなに必死になって真実を暴こうとしても、原子力産業の利権に密着したメディア支配体制の巨大な壁が、我々の蟻の一穴を押しつぶしてゆく。
 メディアを支配する者、それは、今から80年前に、「麻薬王」と呼ばれた、里見甫という人物が作った陸軍諜報組織「電通」である。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-397.html

 上のリンクにある「電通の床」を見れば、電通という組織が何ものであるか鮮明に見えるのだが、若者たちの大半が、その意味を理解できない。
 この、旧本社前に五芒星を掲げた世界有数の巨大メディア支配組織が、フクイチ事故の被害を、あらゆる地点から隠蔽し、改竄し、排除している。
 そして、安倍晋三という知能の大きく不足した名誉欲だけの人物を、9年間も日本国首相に鎮座させているのである。

 一方で、「何も起きていない」と信じ込まされている人々にも、チェルノブイリで起きたのと同じ、被曝障害が忍び寄っている。
 すでに何度も掲載して申し訳ないが、チェルノブイリ事故から8年後の北ウクライナ地方では、ほぼ全員が被曝循環器障害を引き起こしている。
 


 北ウクライナの放射能汚染レベルは、東京と同じくらいだといわれている。
だから、汚染された東日本住民の多くが、北ウクライナ民衆と同じように、「循環器障害」つまり、心不全・心筋梗塞・血管障害・大動脈解離・脳梗塞などを引き起こしているはずだが、放射能汚染との関連は、医学界にとって明確なタブーとなり、一切表に出てこない。

 私の、東京在住の知人・友人にも、こうした体調不良を聞くことが増えている。
 例えば、心不全が起きると、左心房への戻り血流が弱くなる結果、足が腫れる、もの凄い息切れが起きる。夜間頻尿が起きる。体を横にしないと眠れないなどの症状が出る。
 こうした症状を聞くケースが、極めて多くなっている。また報道でも、事故直後の嵐のような心筋梗塞に加えて、テレビでは、放射能には一切触れないで循環器障害・心臓病を警告する番組が多く作られている。
 それでも、こうした危険な症状を被曝に結びつけられる人は少ない。

 昔なら、一般市民であっても、社会的現実を根底から疑ってかかる人たちが大勢いて、これほどにフクイチ放射能汚染が、隠蔽に成功し、真実が覆い隠されるなんてありえなかったと思う。
 これは、日本国民、市民全体が「従順な無能」に束縛されているのではないか?

 このように、放射能被曝による障害を隠蔽することに大成功している原子力産業推進者たち、自民党政府権力、NHKなど右翼系メディアだが、新型コロナウイスル問題では、信じられないような無能をさらけ出している。

 そもそも、大紀元や香港・台湾メディアが、昨年末から中国武漢で発生しているSARSに似た伝染病を記事にしているのだから、中国政府の隠蔽体質を知っている外務省情報分析官ならば、これがパンデミックに至る可能性を十分に予測できたはずで、少なくとも1月中旬の段階で、中国との人的交流を止めることができたはずだし、香港風邪時代の賢明な役人なら、ただちに実効対策を行っただろう。
 
 春節で80万人の中国人観光客が日本列島に押し寄せてきたなら、日本でパンデミックが起きるのは常識中の常識であり、まともな判断能力があれば、どんなに経済的損失が起きたとしても、パンデミック後の大恐慌に等しい経済混乱に比べればマシという判断ができたはずだ。
 うまり、出入国制限や禁止は、まったく常識的な政策だったのに、中国人の金に目がくらんで、パンデミックの方を受け入れたわけだ。

 ダイヤモンドプリンセス号の感染抑止対策も、岩田教授の批判を待つまでもなく、もう無茶苦茶、「こいつらドシロウトか!」と言わざるを得ないほどひどい有様だった。
  https://www.bbc.com/japanese/video-51556982

 そもそも、武漢で致死率5%を超えるような深刻な疫病のパンデミックなのに、防護服もゴーグルもつけずに係官が入り、内部で安全地帯と危険地帯の区分もできていなかった。マスクは、ウイルス濃度を下げる効果しかなく、寝不足や疲労が免疫力を大きく下げるのに、係官を不眠不休で働かせた。
 消毒薬が不足しているというが、ウイルス不活化の強いブリーチやハイターは、今でも、どこでも安価に売っている。100倍に薄めて使えば、70%エタノールにも匹敵するのだ。

 国民の側も、テレ朝、羽鳥朝番組が1月から連日大騒ぎしてパンデミック警戒を呼びかけているにもかかわらず、大規模な人的接触機会をもたらす集会が、各地で続いた。
 これも、企画し準備された金儲け手段を潰すよりパンデミックを選んだわけだ。
 すでに2月に入って、これがスペイン風邪と同等の感染力があることが明らかにされ、全人類が感染する可能性が警告されていたのに、その恐怖のリスクを身近に感じられない人ばかりなのは、フクイチ放射能汚染がもたらす被曝の脅威を理解できないのと、まるで同じではないか?

 ハーバード大教授「来年まで世界人口の最大70%が新型肺炎に感染」
 https://s.japanese.joins.com/JArticle/262964?sectcode=A00&servcode=A00

 ドイツ、新型ウイルスは「パンデミック」 イタリアは休校決定
 https://www.afpbb.com/articles/-/3271658

 また、中国では感染者・死者が減少しているというが、嘘で固めた中国共産党による発表が信用できるわけがない。おそらく、まだまだ、もの凄い勢いで感染が続いているはずだ。
 世界は、すでに「パンデミック」と認定している。WHOが認めないのは、中国政府と癒着している事情だけのことだ。

 これも、官民挙げての無能の象徴ともいえよう。日本人はフクイチ事故の隠蔽によって、官僚も市民も、みんな無能にされてしまったのではないか?

 今後何が起きるのか? ネガティブな情報を嫌い、根拠のない「明るい未来」ばかり語りたがるメディアやネトウヨの背後では、恐ろしい危機が顔を見せている。

 私は、間質性肺炎という病気だが、2014年から、ほぼ連日、毎日、山を歩き回って、衰えてゆく呼吸能力と闘いせめぎあっているが、もし感染したら、ほぼ助からないと覚悟を決めている。
 仮に、新型コロナウイルス肺炎の世界的平均致死率が2%にすぎなくとも、我々、基礎疾患病者にとっては、天然痘や黒死病に匹敵する恐怖なのだ。
 COPDや免疫病、糖尿病、喘息、アトピー体質の者も大量死することになるだろう。現在、喘息のステロイド系吸入薬に効果があると言われているが、それも、肺の基礎疾患のある者には、おそらく効果がないだろう。

 それでは、感染しないですむ方法があるかといえば、たぶんない。百年前のスペイン風邪では、社会から隔離されたような奥山の集落ですら感染から逃れることはできなかった。
 昔の免疫力の高い人たちでも助からなかった。たぶん、人的接触以外の何らかの伝播があったように思うが、今回のコロナ肺炎でも、すでにRNA突然変異が繰り返されて、感染力の異常に強いタイプが出現しているといわれるし、やがて生物毒性の異常に強いタイプも登場してくるだろう。
 たぶん、スペイン風邪のように、全人類が感染することになるだろう。

 となると、私などは、「感染しないこと」よりも、死を前提にして始末を考えなければならなくなっている。
 生き残った人々には、今度は凄まじいリセッション、大恐慌が押し寄せてくることも避けられない。
 この方が、感染より何百倍も恐ろしい結果を招くかもしれない。

 こうなると「無能」でいることは犯罪に等しい。
 ありとあらゆる知恵を絞り出して、大恐慌後の未来に子供たちを生かすことを考えなければならない。
 どこで、どうやって生き抜いてゆくのか、真剣にシュミレーションして準備しなければならないのだ。

 私は、フクイチ問題が、どれほど日本人を愚か、無能にしたか、本当に深刻に受け止めている。無能になったのは、私は利己主義が蔓延したせいだと考えている。利他主義者ならば、他人のために、全力を挙げて有能に立ち向かえるのだ。
 このメカニズムを理解できないようでは絶望だ。


http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1051.html?sp



Posted by キ-ス・ジャレッ子 at 10:30