2019年10月28日

福島県民健康調査 「放射線被曝と甲状腺癌発症の関係は認められない」 ケッ!



福島県民健康調査 「放射線被曝と甲状腺癌発症の関係は認められない」  異常多発の原因は、星北斗らが臭い屁をこきまくったせいであると科学的に立証された
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2019/10/2718:08 - -

 http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-377.html

 019/10/26 「民の声新聞」 以下引用

 原発事故後、福島県が実施している「県民健康調査」で、検討委員会の星北斗座長が7月に大急ぎで取りまとめた「甲状腺検査評価部会『甲状腺検査本格検査(検査2回目)結果に対する部会まとめ』に対する見解」について、文案に対する各委員の意見を情報公開制度で入手した。

 福島県は文案や委員の意見を非公開にしている。部会まとめでは「現時点において、甲状腺検査本格検査(検査2回目)に発見された甲状腺がんと放射線被ばくの間の関連は認められない」と結論づけたが、早急な結論や不十分な説明への指摘も多く、ホームページなどで広く公開するべき情報だ。
 
【無視された「県民の意見聴く仕組み」 】

 清水一雄委員(金地病院名誉院長)はこう意見した。
 「前回の中間報告では、様々な意見のまとめが『放射線の影響とは考えにくい』であった。チェルノブイリと比較して遺伝子検査結果の相違、発症年齢の相違、被曝量の相違、ヨード環境の相違、など多方面からの根拠に基づいたものであった。
 このような大規模検査は医学史上初めての事であり、今回の検査は今後に向けて大きなベースラインになるはずであることから今後の検査が期待されるものであった。

 今回の報告では、はっきりと『影響は認められない』と断言されている。
 男女差の違いについてもまだ結論が出たわけでもなく、被災後7年強という中途半端な時期でもあり、まだこのように結論付けるには早すぎると思われる。

 検査項目など検討事項を見直してみることには賛成できるが縮小、中断には賛成しかねる。また自然発症と放射能の影響によるがん発症との比較もこれからである」

 春日文子委員(国立環境研究所特任フェロー)は「放射線被ばく線量との関連は認められない」を「放射線被ばく線量との相関は認められない」に変更する事を求めた上で「検討委員会においては強い異論もあり、今後の課題についての意見も相次いだことから『検討委員会としては概ね了承するものである。なお、』を削除していただきたい」と記した。

 また、「今後の課題としての委員意見」に「検討委員会や部会において県民の意見を聴く仕組みづくり」を追加する事も求めた。しかし「県民の意見を聴く仕組みづくり」は書き加えられていない。

 一方、髙野徹委員(大阪大学大学院 医学系研究科内分泌代謝内科学講師)は次のような意見を寄せている。
 「科学的な議論は『放射線の影響は認められない』で正しいです。
 
 今後の解析により変更を生じえるニュアンスを持たすべきとの意見もありましたが、被曝量がそもそも極端に少ない以上、そのような変更が生じうる可能性はまず考えられません。

 そのような状況であえて曖昧な表現を使うことは、科学的な解析をして結論を出した成果を毀損するものであり科学に対して誠実な姿勢とは言えず、採用すべきでないと考えます。

 今後の課題において、がん登録情報の活用については異論はありませんが、他の3項目については既に科学的な結論はある程度出ているものであり、それを認めたくない方がおられる、というだけでしょう。今後解析したところで意見が分かれるだけで時間の無駄であると思います」

 星北斗座長が取りまとめた【「甲状腺検査評価部会『甲状腺検査本格検査(検査2回目)結果に対する部会まとめ」に対する「県民健康調査」検討委員会の見解】の文案(左)と最終的に公開された見解(右)。文案も各委員から寄せられた意見も一切、公開されていない

【「早急な因果関係否定」に異議】

 県民健康調査課が用意した記入用紙の表裏にびっしりと意見を書き込んだのが富田哲委員(福島大学行政政策学類教授)と成井香苗委員(NPO法人ハートフルハート未来を育む会理事長)の2人。

 富田委員は「現段階においては、『甲状腺がんと放射線被ばくとの因果関係については、肯定・否定とも断言することはできない』とすることが妥当であると思います」と記入。

 「『部会とりまとめ』は検討委員会に対しても福島県民に対しても説明において不十分であり、現段階においては、甲状腺がんと被曝放射線との因果関係は断定することができず、調査を継続することが望ましいと結論づけるべきです」としている。

 その理由として、富田委員は「放射線被ばくと甲状腺がん発症の因果関係を否定するにあたって『部会まとめ』が挙げた事由がどの程度影響しているか説明されていない」、「避難区域等13市町村、中通り、浜通り、会津地方の4つの区分で『悪性ないし悪性疑いの発見率』に相違が出たのだから、放射線被ばくと甲状腺がん発症との因果関係を肯定する方向に働くはず」、「甲状腺がん発症の男女比がほぼ1対1になっており、臨床的に発見される傾向(1対6)と異なることが指摘されている」、「被曝線量の数値として、なぜ『原子放射線の影響に関する国連科学委員会』(UNSCEAR)の数字を採用したのか、根拠を示す必要がある」と書いた。そして、こうも綴っている。

 「3分の1を超える者が放射線の影響の可能性が否定できないと考えています。こうした現状を踏まえると、放射線被ばくと甲状腺がんの因果関係を否定する結論を早急に出すことは福島県民に不信感を植え付ける結果となるにすぎないと思います」

 成井委員は「甲状腺検査本格検査(検査2回目)に発見された甲状腺がんについてUNSCEARの市町村別甲状腺吸収線量を利用した解析では、放射線被ばく線量との関連は認められない」と限定的な表現にするよう求めたほか、「4地域の比較において本格検査(検査2回目)では発見率の地域差が現れたが、多くの要因が影響しているものであり、それらの要因を考慮した解析が必要である。

 現時点では放射線量と甲状腺がんの関係を見るうえで、UNSCEARの市町村別甲状腺吸収線量を利用した解析は妥当であったと考える」、「検査3回目、4回目の結果も踏まえ、甲状腺検査のあり方や線量評価、解析方法についても今後、検討委員会において検討していく必要があると考える」と修正するよう意見した。

 さらに、「今後の課題としての委員意見」に「UNSCEARの市町村別甲状腺吸収線量を利用した解析のさらなる検討と精緻化」、「『放射線被ばく線量との関連は認められない』との結論は早急ではないか」と加えるよう求めた。しかし、こちらも採用されなかった。

 「放射線被ばくと甲状腺がんの因果関係を否定する結論を早急に出すことは福島県民に不信感を植え付ける結果となるにすぎない」との意見を寄せた富田哲委員。県民も密室での早急な結論ではなく、公開の場での時間をかけた議論を求めている

【3委員は「口頭で内容了承」】

 福島県県民健康調査課が開示した文書は①星北斗座長が作った文案(A4判1枚)と7月11日付で各検討委員に送られた意見提出依頼、意見提出用の記入用紙②7月16日までに各委員から寄せられた意見③7月24日付で決裁された最終文面(A4判1枚)と各委員から寄せられた意見一覧─の3種類。黒塗りの部分は無かった。

 それによると、文案に対し意見を寄せた委員は10人。井上仁委員(福島県病院協会長)は「特にありません」と用紙に記入して返答。
 堀川章仁(双葉郡医師会長)、室月淳(宮城県立こども病院産科科長)、山崎嘉久(あいち小児保健医療総合センター副センター長)の3委員は、書面ではなく口頭での「内容了承」と記されている。意見一覧に関しては「委員限りの取扱いとさせて頂きます」との但し書きが添えられている。

 稲葉俊哉委員(広島大学原爆放射線医科学研究所教授)は「全面的に賛成である」とした上で、一部表現が「丁寧に言い過ぎて内容が三回重複しており、かえって意味が取りづらい」として「部会まとめ報告は、『甲状腺検査本格検査(検査2回目)に発見された甲状腺がんと放射線被ばくの間の関連は認められない』とした。

 これは、報告書中にあるように、『現時点において』『検査2回目の結果に限定』されたものであること、将来的な見通しに言及したものではない点に留意する必要がある」と修正するよう求めた。

 小笹晃太郎委員(放射線影響研究所疫学部長)は、座長提案に「同意します」、「文言・表現について適切であると考えます」、「異論ありません」と全面的に賛成した。田原克志委員(環境省大臣官房環境保健部長、梅田珠実委員の後任)は一部表現の修正を求めた。

 「『甲状腺検査本格検査(検査2回目)に発見された甲状腺がんについては、放射線被ばく線量との関連は認められない』というまとめの記述に同意しますが、『甲状腺検査本格検査(検査2回目)に発見された甲状腺がんについては、放射線被ばく線量との関連を示す知見は得られなかった』とする方がより正確な記述かと考えます」とした上で、「今後の課題としての委員意見」に「1回目と2回目を合わせた甲状腺がん症例と被曝線量との関連についてのさらなる分析」を追加するよう求めた。

 開示された文書のうち、最終的にとりまとめられた「見解」だけは、とても探しにくいが文面がホームページで公開されている。しかし、各委員がどのような意見が寄せられたかは一切公開されておらず、今月7日の第36回検討委員会で富田哲委員(福島大学・行政政策学類教授)が、情報公開請求された際の福島県の対応について質問。菅野達也県民健康調査課長は「過程の資料なので『公文書』にあたるのかどうか。扱いは慎重にしたい。個人が個人に宛てたものとして考えている」との見解を示していた。

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 引用以上

 もう開いた口が塞がらないとはこのことだ。福島県において、原発事故が起きるまで、百万人に0.5 ~1名だった小児甲状腺癌患者が、東京電力の放射能大規模放出後、37万人中、300名と、実に1600倍近くまで増えたのだ。

 県民健康調査座長(星北斗=星病院長=県医師会副会長)以下は、「放射線被曝と甲状腺癌の関係は認められない」という結論を何度も出し、今回も一部の委員の反対にもかかわらず、強引に押し切った。

 星北斗は、原発事故以降、1600倍にも激発した甲状腺癌の発症原因について、「放射線とは無関係」という結論を出したが、それでは、この超異常な発症は何が原因なのか? について、一切口を開こうとしない。
 そもそも、論理学=科学 あるいは疫学研究というものは、統計確率理論の正常値を大きく乖離した「異常発生」について、必ず、その原因を示さなければ学問ではない。

 「ジャンボジェットが飛行中に燃料が切れて墜落した。墜落した地域に数百名もの遺体が散乱していた。ならば、数百名の死と遺体散乱の原因は旅客機の墜落にある」
 と説明するのが、論理学である。大量死の原因は、墜落の衝撃であると結論するのが疫学である。

 ところが、星北斗ら福島健康調査委員は、福島第一原発が大事故を起こして莫大な放射能を環境に飛散させた。その後、放射能が飛散した地域から、事故前の2000倍近い、小児甲状腺癌患者が発生した。それでも、飛散した放射能と、大量発生した甲状腺癌には、何の因果関係もないと言い切った。

 これは、御巣鷹山の尾根上に散乱する500名以上の遺体は、墜落とは無関係と断定したに等しい。
 それでは、人の住まない尾根上に、なぜ、機体の残骸とともに数百の黒焦げ遺体が散乱しているのか、理由は何なのか?
 と問うと、口をつぐんだまま、一切答えないのである。
 この論理は科学ではありえない。吉本のお笑いでもありえない。誰も理解不能のアンビリバボな世界だ。地球上の誰に聞いても、星北斗を精神異常者と決めつけるだろう。

 星北斗が持ち出した理屈は、以下の説明である。
 https://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/docs/2015022700010/

 ① チェルノブイリでの甲状腺被曝線量より福島県は少なかった。
 =これは、国連被曝影響委員会が、そう結論づけたのだが、そもそも、国連の放射線関係部会は、1980年代以降、欧州原子力産業の送り込んだ、原発推進側の学者で占められていて、まったく信用できない。
 原発事故が起きたとき、被曝の影響はなかったと最初から決めつけるための機関である。フクイチ事故のデータも、現地できちんと調査した形跡は見られない。

 ② 通常だと大人になってしこりなどから発見されるものが、精度の高い超音波検査で、小さいがんを早めに見つけていると推測している。
 = すると、フクイチ事故前の甲状腺癌の検査に比べて、福島県の行った検査は2000倍もの精度を持っていることになる。福島県では、明治時代の医療機器で検査していたのだろううか? 事故後は、西暦2300年くらいの未来からタイムマシンで検査機器を持ち込んだとでも言いたいのだろうか?

 医療機器の精度や癌の発見率が、数千倍にも上昇したら、これはとんでもない一大事であり、そんな検査機器を開発した人にはノーベル賞がいくつも与えられなければならないが、そんな話は聞いたことがない。
 口先のデマカセ、詭弁もほどほどにしておけ!!

 この話を聞いた100人中99名は、おそらく星北斗ら、健康調査委員が、東電や政府、原子力産業から鼻薬を嗅がされて、意識を喪失しているのだと思うだろう。
 実際、星病院の経営を調べてみれば、おそらく、東電から秘密裡に巨額の報奨金が送り込まれているだろうと考えるのが自然である。

 「原発事故と甲状腺癌発症は無関係」と決めつけている委員の全員も、実は、本気でそう思っている人物は皆無のはずだ。みんな東電から送り込まれる風に懐を暖められ、鼻薬に痺れ、星北斗に同調すれば美味しい果実が与えられるから平気でウソをついているのである。

 上の引用文から星の同調者を羅列してみよう。

 成井香苗委員(NPO法人ハートフルハート未来を育む会理事長)

 春日文子委員(国立環境研究所特任フェロー)

 津金昌一郎委員(国立がん研究センター社会と健康研究センター長)

 清水一雄委員(金地病院名誉院長)

 髙野徹委員(大阪大学大学院 医学系研究科内分泌代謝内科学講師)=もっとも悪質、菊池誠の仲間

稲葉俊哉委員(広島大学原爆放射線医科学研究所教授)=こんなクズが原爆被曝影響を扱っている。原子力産業から被曝隠蔽目的で送り込まれた人物だろう。

 小笹晃太郎委員(放射線影響研究所疫学部長)

 上に挙げた糞どもの名前をしっかり記憶しておこう。
 彼らは、論理学的にありえない、幼稚園児でも分かる因果関係を真っ向から否定してみせた。
 世界中の良心的な研究者が、彼らの名前を記憶し、二度と相手にしないことになるだろうし、過去の学問的仕事もすべて否定されることなるだろう。
 また、原子力産業の飼犬学者として、死ぬまで非難され続けることになるだろう。

 私は、福島の子供たちに激発している甲状腺癌問題を何回も取り上げてきた。
 この中で、「福島県県民健康調査」の対象母数や、甲状腺癌発症者について、それぞれ一致しない数を書いたことをお詫びしたいが、この原因は、引用した文章によって、それぞれ数が異なっていたせいである。
 県民健康調査の対象者と、甲状腺癌発症確認数は、正確にいったい何名なのか? と調べて見ると、実にさまざまな数値が出てきてしまうが、福島県による説明のなかで「18歳未満の37万人」と書かれているので、これを母数として採用する。
 https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kojyosen.html

 18歳未満の甲状腺癌発症者についても、これまで、もっとも正確な情報を提供してきた、アワープラネットによる情報を採用することにすると、大雑把ではあるが、2019年7月時点で約300名(隠蔽数を含む)の発癌発症者が確認されている。
 また、2010年までの、福島県内の小児甲状腺癌発症は、100万人中0.5名であったことが分かっている。2019年現在は、百万人中810名であり、フクイチ事故前の約1600倍の発症ということんになる。

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2342

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2440

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2275

 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1887

 甲状腺癌とヨウ素131問題(2018年11月05日)
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/?no=535


甲状腺癌データを捏造し、原発放射能と甲状腺癌の因果関係を否定してみせた福島県立医大(2019年02月24日)
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-659.html

またまた「福島の子供たちの甲状腺癌は原発事故と無関係」と決めつけた、世にも奇天烈な福島県甲状腺検査評価部会(2019年06月04日)
  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-765.html
 

大阪大学、サイバーメディアセンター教授、菊池誠の信じがたい妄言(2019年07月03日)
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-date-20190703.html

福島第一原発事故の放出した放射能による子供たちの甲状腺癌のうち、隠蔽されてきた数が明らかになった(2019年07月25日)
  http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-817.html

 上に列挙した、星北斗を支持するインチキ研究者の発言の意味は、私の過去のブログにも説明している。
 今から半世紀前だったなら、彼らは、委員会に存在することさえできなかったはずだし、彼らの発言が公開されることさえ、激しい批判によって不可能だったはずだ。
 学問界に、良心も真の知性も存在したからである。

 こんなゴミどもが平気で公的な場所で真っ赤なウソを発言できるようになったのも、ウソで固めた安倍晋三政権の登場以降である。
 まさに、日本社会から「知性が消えた」ことを、星北斗らが如実に示している。
 こんな社会を許していいのか!


http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-917.html?sp





Posted by キ-ス・ジャレッ子 at 07:46