2019年11月29日

狂躁亭覚書・ 砂糖と資本主義 191129150 | おととひの世界

~画像は転載元で~
狂躁亭覚書・ 砂糖と資本主義 191129150

2019-11-29 12:04:00
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おととひの世界

米や小麦が資本主義に
というより産業革命に直接貢献
ということはあまり

しかし今回調べていくうち
人類史上特にヨーロッパアメリカ

砂糖消費の普及と振興

このことと資本主義
というより産業革命そのもの
密接に結びついていること

浮かび上がってくるんですよね
産業革命を支えたのは
というより直接的に準備したのは


サトウキビ製糖産業であった


はっきりそう言えるぐらい

そしてこのこと
直接結びついていた日本

どこで?
それは薩摩と琉球で
そういうことだったんだね
薩摩と琉球の話は有名だけど

砂糖巡る残酷物語

製鉄産業
機械産業を用意したのも
実は『砂糖産業』だったとはね
面白いね

砂糖を
大量に作るために発達したんだよ
実は砂糖を人類が

毎日のように
消費するようになったのは

ここ500年くらい
だから人類の身体内臓

砂糖をたくさん
摂取消費するようにできていない
その時から始まった病気がまさしく

『糖尿病』なんだ


それまでの人類
ずっと低栄養状態だったから

糖尿病に
なりたくてもなれなかった
贅沢三昧が許された

王侯貴族だけがなった病気

日本では
藤原道長が有名だよね
最後は目が見えなくなった


当時
日本では糖尿病のこと
『飲水病』と言っていた

作曲家ヘンデル
ドイツ生まれイギリスで活躍した人


ドイツから輸入されたイギリスの王様
現在の王朝の先祖だけど

ジョージ王(ゲオルグ)


退屈なイギリスに
うんざりし
自殺ばかり考えていた

自殺されたら困るので
ドイツの戦争を時々やらせたり

ドイツ風の
文化的な音楽が聴きたい

と言う
ジョージ一世のリクエストで

ヘンデルが招かれた
同時代のバッハは貧乏だったが

ヘンデルはそれで大金持ちになった
そして贅沢三昧して糖尿病

慌てたヘンデル
神に救いを求めた
オラトリオ『天地創造』
聖書にまつわる音楽をいっぱい書いた

最後には思い余って
救世主をほめたたえる
大作を書いたが


奇跡は起きず失明

こういう人はごく例外
一般人が

砂糖を
紅茶に入れたりコーヒーに入れたり

砂糖をふんだんに
使った菓子

いつも食べられる
普通に食べられる

ヨーロッパでやっと19世紀から

その欲望を満たすために
産業革命と資本主義が発達した

そう言っても全然
言い過ぎじゃないくらいなんだ

『資本主義発達の裏に
    スイーツあり』
だったんだ

ヘンデルが出た
ついでに言っておくと

『音楽の父』
ヨハン・セバスチャン・バッハ


『三十年戦争』の傷
100年経っても癒えぬドイツ

フリードリヒ大王の時代
バッハはフリードリヒ二世の
引き立てもそれなりに


手前がフリードリヒ大王
灰色の服がバッハ

フリードリヒは
文学や音楽にも大変優れた才能を示した


この人も糖尿病なんだよね
貧乏だったはずなんだけどね

この人18人子供作ってるんですよ
半分が病死したか栄養失調死

しかし親は糖尿病
どういうことこれ?

子供の食事
かっさらって食べていた
とんでもない毒親だった

その可能性あるよね

コーヒーカンタータ
として有名な


コーヒーの心配するなら
ガキの心配した方が良かったんじゃないか?


https://ameblo.jp/karajanopoulos1908/entry-12550091244.html






Posted by キ-ス・ジャレッ子 at 13:46