2019年01月14日

みかりんのささやき 〜子宮頸がんワクチン被害のブログ〜


成人式

2019/01/14 11:01


今日は成人式。
例年になく良いお天気で、成人式の日のニュースは雪の日のイメージも多い中、成人になられました方々には、心よりお喜び申し上げます。

実は、私の娘も成人式。
でも、式典には参加しない。成人式の会場で、ヘアースプレーや化粧の匂いで具合が悪くなることが火を見るよりも明らかだから。

子宮頸がんワクチンの被害に遭ったのは12歳。今、娘は20歳。
まだ影響を抱えている。

式典は杉並区が開催する。
高校の時も歩けずに車椅子だったのと、毎日通学するのさえ難しい状態だったので、結局通信制の高校だった。受験勉強ができたのは3ヶ月ほどしかなかった。
記憶障害で計算もできなければ、数字も数えられない時期があった。
自分や家族の名前も分からなくなって、暴れて、意識を失うような状況で、しかも疼痛や頭痛も毎日あり出歩けなかったのだ。
記憶障害が改善されてきたのが、中3の12月中旬だった。家庭教師を雇って、週3日、4日ときてもらい受験勉強したが、当然ながら普通校には入れなかった。
集中的に山をかけて通信制の高校の受験に挑み、なんとか合格して通信制の高校に通うことができた。車椅子を車に乗せて、車で送迎をし、私が学校内の移動を請け負った。
通学の日は一日中、学校で娘の移動と待機。高校の時は誰かと遊ぶ約束など夢のまた夢。
ちゃんとした友達もいなかった。当然、区内に高校の友達もいない。

中学は、接種翌日から入院して、その後の2年ちょっとの中学生活も、殆どまともに通学していない。
少し体調が良くなって数日通学を試みたとしても、痙攣したり頭痛が悪化して呼び出され、迎えに行って。そのうちまた悪化して何ヶ月も通学できない。歩けない。
そんな日々だったので、中学時代にずっと支えてくれた友達が1人いるだけだ。

幸い、通信制の今の大学で親しい友人が何人かできて、やっと少し人生が華やぎ出した。
悪化を心配しながら、少しだけ人生の楽しみが分かり始めたのかもしれない。
それでも成人式には行けない。
悪化するかもしれないと分かっているところに、足を運べないのだ。

娘本人は割り切っていて、別に行きたくない。知っている人もいないし。と、あっけらかんにしているのが救いだ。
私は複雑な気持ちだが、20歳のうちにせめて記念の写真を撮っておこうよと娘に提案している。

去年も2回入院したし、成人式の前撮りというのもちょっと厳しかった。
今年なら、写真館での撮影くらいは、いけそうかなと思っている。

今日は家で、ケーキを食べて娘の成人の日のお祝いをしようと思っている。



http://m.ameba.jp/m/blogArticle.do?unm=3fujiko&articleId=12432841684&frm_src=article_articleList



※参考

みかりんさんは厚労省の事務方との話し合いの席で
「あなた方は自分の家族に子宮頸ガンワクチンを打たせましたか?打たせるつもりですか?」と質問されています。

事務方全員、それには答えず黙ってうつむいていました。






Posted by キ-ス・ジャレッ子 at 13:00