2017年09月03日

ヒノテルじじいと若造の件 その2 ぱく先生の見解あります。


【画像1・2】日野皓正氏
【3】私のお気に入り、クリス・ボッティ(Chris Botti)



JAZZ PIANIST ぱくよんせ Park Yeongse様ブログより


☆テレビを見て

17/09/02


日野皓正さんの話がえらく過熱しておる。
いろんな意見があることもわかる。
ぼく個人としては日野さんのしたことには反対である。でもそれは日野さんの素晴らしい音楽的功績や日野さんのミュージシャンとしての素晴らしさにはなんら関係がないことだ。

両者をつなげようとする論調が多いことがとても悲しい。
ぼくは正当防衛以外の体罰は大嫌いだ。それは密室性を帯び、権力関係を補強し、卑怯で愚劣なものだからだ。日野さんがいかに優れた音楽家で愛があったとしてもぼくは髪をつかんでビンタという行為は違法だと思う。あのドラマーが全面的に悪い、としてもだ。

いいだろうか。

第三者が「あの人は素晴らしい人だから」「愛があるから」「子どものためを思ってやった」という理由で免罪してしまうとしたらそんな世界に法など必要なくなってしまう。体罰は常に善意の名の下におこなわれるしそれは戦争もそうだ。「相手を苦しめてやる!」なんて言いながら公の場で暴力をふるうやつはいない。常に善意が前提となっている。だからこそややこしいのである。行為自体が問題なのにその動機や行為者の属性をつなげて語ってはいかんのである。

ぼくが言いたいのはそれだけである。

あ、やっぱりあともういっこ言わせてほしい。

この件で日野さんの話を超えて、
相も変わらず体罰教師を擁護するバカが大量にわいているけども、
体罰をする時点でその教師はプロ失格なのだ。
殴って言うことをきかせるならそれは誰でもできる。そのへんのおっさんでも中学生を殴って怖がらせて言うことを聞かせることはできる。
プロの教育者はそれをやらずに中学生を納得させられるからこそプロなのだ。
これを言うと必ず「そんなのは綺麗事だ」というやつらがいる。しかし思い出してほしい。別に怒鳴る訳でもなく暴力をふるうわけでもないけども、でも悪ガキたちがなぜか言うことを聞く先生いなかっただろうか?プロはそうあるべきなのである。もちろん殴りかかってきたり暴走する生徒をとめるときに体をつかまえたりする行為は正当防衛で認められるだろう。そんなことまで否定しているのではない。

武勇伝のつもりだろうが「俺は先生に殴られて目がさめた。まっとうな人間になれた」なんて言ってるやつがいるが、それはその教師が殴らないとあんたを説得できなかった2流だったということだ。



ご意見感謝。




ネットゲリラ様ブログより


☆こういう勘違いした天才

野次馬 (2017年9月 2日 05:02)


ジャズやってる中学生というと、ほとんどの生徒がブラバン程度で、楽譜があって練習すればナントカ、というレベル。
それが、日野皓正がビンタ張った男の子はちょっと違ったらしい。上手いか下手かは知らないが、過剰なまでの情熱で、周囲が辟易するくらい熱心過ぎたのかw 
練習の時からしょっちゅう日野皓正に叩かれていたというから、一種の天才ですw 

74歳の、功成り名を遂げた世界的な音楽家が、中学生に対してホンキでキレたりしないよねw 普通w


ジャズトランペット奏者の日野皓正さんが、ジャズコンサート中にドラムを演奏していた男子中学生の髪をつかんで往復ビンタをした問題で、日野さんが1日、羽田空港で取材に応じ「行き過ぎたことは分かる。それは謝る」と話した。
日野さんによると、男子生徒とは1年前から付き合いがあり、ドラムの腕前を評価。「俺はおやじになる。何かあったら電話して来いよ」と声を掛けていた仲だった。


まぁ、少なくともこの少年は、これで一生、JAZZ界に通用する「名刺」を手に入れたw 世界中どこに行っても、「ヒノテルマサに殴られた男」だけで通用するw 
それも、自分が天才だと勘違いしているだけなんだが、全ての成功した芸術家は、自分が天才だと勘違いするところから始まっているのだ。自分が天才だと勘違いできないヤツは、いつか、脱落して行く。


情報・ご意見感謝。






Posted by キ-ス・ジャレッ子 at 10:41