2016年11月05日

顔本で演奏動画を見せてもらう度に思うこと。


私は「顔本」にも「線」にも登録していません。


時々、「顔本」にアップされてある演奏動画を拝見することがある。

そのほとんどが「えっ、実際はもっと上手いだろう」と思うできばえ。



演奏者ご本人がアップされているのは何ら問題はないだろうが、

他人の演奏動画アップの際、演奏者に了解済みなのだろうか?
と余計な心配をしてしまう。



PROCeeD は、動画のアップは承認しません。


先日、私のバンドのベイマラソン演奏動画をアップされているのを見たが、事前に承諾はなかったそうな。

今回はオリジナル曲に限って、事後承諾した。(録画状態も良くなくて、ドラムの音が聴こえなかった)



写真は原則、自由にアップしてくれてかまわないが、「私たちが可愛く写っているならばオケ♪」とは、Kumi(p)、Fumi(kyds)の声(笑)



以下のJAZZ PIANIST ぱくよんせ Park Yeongse様のご意見に禿同します。


◇ライブ録画をどこまで許すのか


16/11/05


市民一人一人がスマホを持つ時代。もはやほとんどのことはこの小さな箱でできるようになった。当然カメラやビデオも気軽にできる。素晴らしい進化である。技術者たちの苦労の結晶である。おお、人類の叡智万歳。

とはいえ、我々からすると困った現象も多い。ライブ中の無断撮影、無断録音、無断録画である。


悪いことだと認識してこそっとやる人。だめだけどまだ可愛げがある。子どもっぽい。

問題は良いことだと思っている人である。先日など、ライブのほぼ全てを録画して即座にネットに全てアップし、事後報告で「全部あげときましたから、みなさん喜ぶと思います」なんてるんるん気分で報告されてしまった。あまりのことに「はあ。。。」としか返事できなかったがこれは完全にアウトである。アウトであるが本人はアウトなどとは微塵も思っていない。アップしている本人はライブが素晴らしいと思っており、これをもっと広めたいという思いからアップしてくれているのだから善意の塊なのである。善意で泥棒をしているようなものなのだ。

困った困った。

まあぼくのような有名でもなんでもないミュージシャンなんて被害は大したことはないのだが有名な人にとってはこれはかなりの問題らしい。

プリンスが生前インターネットに無断録画やDVDの動画をアップすることを一切許さなかったというがまあそれくらい厳しい措置をとるのも一つの手段ではある気がする(彼の死後Youtubeが彼の動画であふれたのは皮肉である)。


今後このようなお客さんをゼロにすることは難しいだろう。というよりもっと増えて行くにちがいない。とすると我々にできることはこれを禁止することではなくうまく利用することではなかろうか、と思うのだ。うまく利用するためには。。。とここからが頭のいい人には思いつくのだろうがぼくにはどうもこうも。みなさんの知恵をお借りしたいところである。


 ◇◇◇

誰か良いアイデアを教えてあげてください。


私たちPROCeeDも、みんなに知らせてあげたいと思ってもらえる演奏をしたいものだ。





Posted by キ-ス・ジャレッ子 at 13:40│Comments(0)
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